うざくと豆腐の冷やし鉢と
とうもろこしごはん
- エネルギー
- 456kcal
- 食塩相当量
- 1.5g
- カリウム
- 359mg
- たんぱく質
- 15.7g
- リン
- 233mg
調理時間:60分

うなぎはカリウムもリンも多い食材ですが、うざくにすれば適量でも満足感が得られ、さっぱり食べられます。
きゅうりは水分をしっかりしぼる、みょうがは水にさらす、生のとうもろこしではなく缶詰を使うとそれぞれカリウムが減らせます。
缶汁はカリウムが溶けだしているのでしっかり切って使いましょう。
カリウム値が高い方は、カリウム塩ではなく普通の食塩(ナトリウム塩)を使いましょう。

京都府立医科大学附属病院 栄養管理部 管理栄養士 写真左から岡垣 雅美 先生、居出 香先生、小栗 緑先生
入院や外来の栄養相談において、
さまざまな疾患の患者さんの療養支援に取り
組んでいます。
しっかりと食べていただきたい
けれど、カリウムや塩分を控える必要がある
場合など、
患者さんが実践できることを、
ともに考えています。
うざくと豆腐の冷やし鉢
材料(2人分)※栄養量は1人分
- うなぎ かば焼
- 中サイズ1/2尾(60g)
- きゅうり
- 1本(100g)
- 料理酒
- 大さじ1/2
- 絹ごし豆腐
- 100g
- みょうが
- 中サイズ1/2個
- ミニトマト
- 4粒
- ポン酢
- 小さじ2
- 【A】
- 米酢
- 大さじ1
- 砂糖
- 大さじ1/2
- 酒
- 大さじ1/2
作り方
【A】をよく混ぜて甘酢を作る。溶けにくい場合は電子レンジ500Wで20秒加熱する。
きゅうりは薄い輪切りにする。
ビニール袋に(1)と(2)を入れて軽く揉み、冷蔵庫で冷やしておく。
みょうがは縦割りしてから小口切りにし、水にさらす。
耐熱皿に、ざく切りにしたうなぎを皮目を下にして並べ、料理酒を回しかけて電子レンジ500Wで1分30秒加熱する。
冷蔵庫で15分おいた(3)の袋の角を切り落とし、切り口から、かさが半分になるくらいまで
水気をしっかりしぼり捨て、(5)と和えてうざくにする。器に(6)、絹ごし豆腐、ミニトマト、水気を切った(4)を半量づつ盛り付け、器ごと冷蔵庫で冷やしておく。
食べる直前に、ポン酢小さじ1(1人分)を回しかける。
とうもろこしごはん
材料(2人分)※栄養量は1人分
- 米
- 1合(150g)
- スイートコーン缶詰
- 汁を切った粒50g
- みりん
- 大さじ1
- スライス餅
- 2枚(10g×2)
- 食塩
- 0.5g
- ブラックペッパー
- 適量
作り方
米1合を洗って炊飯器の内釜に入れる。
内釜の表示を目安に通常の1合分の水(分量外)を入れる。
缶汁を切ったとうもろこしの粒を加える。
艶出しと旨味をプラスするためのみりんを加え、さらにスライス餅をのせ、通常モードで炊飯する。
炊き上がったらしゃもじで均一になるように混ぜて蒸らす。
5分ほど蒸らしたら器に盛り付ける(あればにんじん葉などを飾る)。
食塩とブラックペッパーを小皿に入れて添える。

食塩とブラックペッパーをふりかけながら食べると、香りもよく、とうもろこしの甘みがより強く感じられます。スライス餅を加えることで、ご飯がもっちりした食感になり、とうもろこしの粒とまとまりが良くなって箸で食べやすくなります。