焼き手羽先の一皿 京の夏と
もやしの中華風

エネルギー
337kcal
食塩相当量
1.5g
カリウム
363mg
たんぱく質
18.3g
リン
166mg

調理時間:50分

※いちじくを冷やす時間を除く

カリウムを抑えるポイント

カリウムは肉や魚などのたんぱく質食品にも多く含まれています。
たんぱく質の摂取はフレイル予防などに有効なので、制限ばかりでなく適量摂取することが大切。
手羽先は、鶏肉のなかでもカリウムが少なく、骨がついているので見ためのボリュームアップがはかれます。
安価で購入しやすいもやしは、野菜のなかでもカリウムの少ない食品。
カットすることや茹でこぼし、水分を絞ることでさらにカリウムを減らせます。

京都府立医科大学附属病院 栄養管理部 管理栄養士 写真左から岡垣 雅美 先生、居出 香先生、小栗 緑先生

入院や外来の栄養相談において、
さまざまな疾患の患者さんの療養支援に取り
組んでいます。
しっかりと食べていただきたい
けれど、カリウムや塩分を控える必要がある
場合など、
患者さんが実践できることを、
ともに考えています。

焼き手羽先の一皿 京の夏

材料(2人分)※栄養量は1人分

焼き手羽先
手羽先
4本(160g)
白ねぎの青い部分
10cm
万願寺とうがらし
50g
サラダ油
小さじ2
黒七味
適量
ポン酢
小さじ2
無花果胡麻だれかけ
いちじく
1個(80g)
青もみじ麩
20g
【A】
白味噌
10g
練りごま
4g
砂糖
4g

作り方

  1. 1

    手羽先は先の部分を切り落とし、骨にそって切り込みを入れる。

  2. 2

    万願寺とうがらしはよく洗い、縦に半分に切って種をとり、3cmくらいの乱切りにする。

  3. 3


    鍋に(1)、臭み消しのためのねぎを入れ、かぶるくらい水(分量外)を入れて中火にかけ、
    煮立ったらふたをし、弱火で15分くらい煮る。残り2分になったら(2)を加えて火を通す。

  4. 4

    手羽先と万願寺とうがらしをざるにあげて粗熱を取り、キッチンペーパーで水気を拭き取る。

  5. 5


    フライパンにサラダ油を引き、手羽先を焼き目がつくまで両面焼く。
    同じフライパンに万願寺とうがらしも入れ軽く炒める。

  6. 6

    焼きあがった(5)を皿に盛り、手羽先に黒七味をふり、ポン酢を添える。

  7. 7

    いちじくは皮を剥き電子レンジ600Wで2分加熱し粗熱を取る。

  8. 8

    青もみじ麩は5mm程度の厚さに切り、さっと茹で、粗熱を取る。

  9. 9

    粗熱が取れた(7)は半分に切り、(8)とともに冷蔵庫で冷やす。

  10. 10

    【A】の調味料をよく混ぜ合わせごまだれを作る。

  11. 11

    冷蔵庫から(9)を取り出して皿に盛り、(10)をかける。

調理のPOINT

万願寺とうがらしがなければピーマンで、黒七味がなければ、七味唐辛子で代用してください。

もやしの中華風

材料(2人分)※栄養量は1人分

緑豆もやし
140g
にんじん
10g
【A】
めんつゆ(3倍濃縮)
小さじ2
米酢
小さじ2
砂糖
小さじ1
ごま油
小さじ1

作り方

  1. 1

    緑豆もやしはよく洗ってから、3cmくらいに切る。

  2. 2

    にんじんはよく洗い、皮を剥いてせん切りにする。

  3. 3

    鍋に水を入れ(2)を入れ茹でる。やわらかくなったら、(1)を加えて1分茹でる。

  4. 4

    茹であがったらざるにあげ、流水にさらし、水気を切ってから、ボウルに入れる。

  5. 5

    混ぜ合わせた【A】を(4)に回しかけてよく混ぜ合わせ、冷蔵庫で冷やす。

  6. 6

    食べる前に、器に盛る。

  • 食材別カリウム辞典 日頃の食事で使う「食材」のカリウム値を知って摂取量の目安にお役立てください。